気候変動を乗り越えて頑張りましょう:大谷義彦
暑中お見舞い申し上げます。
『今年は、大雨、洪水、酷暑のニュースが、ほぼ毎日全国的に駆け巡っており、特に大雨、洪水を被った皆様方には、心からお見舞い申し上げます。また、酷暑については、「熱中症警戒アラート」なるものも毎日出されており、時には北海道にまで及んでいるようです。このような異常気象現象は、当然ながら世界的なものとなっており、地球温暖化現象がどんどん進んでいるというのが実感です。』と書いたこのご挨拶文は、昨年のものです。へぇー!昨年も同じだったのだ!という思いもありますが、今年は、より厳しくなっているな、とも感じられます。そのせいでしょうか、毎回のニュースを聞いていると「記録的…」という言葉が数多く目立ってきています。
この余波の一つとして、魚達にも変化があるようです。人間が暑すぎ、寒すぎが嫌なように、魚達もそれぞれ快適に過ごせる水温があるそうです。そのため、海が全体的に暖かくなると、日本の近くにいる魚達は少しでも生活しやすく、生き残りやすくなるために、寒い海(北の海)に移動します。北海道では2010年頃から鮭が獲れにくくなってきたようです。鮭が獲れにくくなった分、ブリが多く獲れるようになっているのです。本年正月に大地震のあった寒ブリで有名な石川県氷見市では2010年ごろからブリが獲れにくくなっているそうです。その代わりでしょうか、徐々にサワラが獲れるようになっているとのことです。これまでは、関西に多かったサワラです。そして、これは良く聞くことですが、全体的に海水温が高くなったことで、サンマの群れが北や東の海に移動してしまうため、日本近海で獲れなくなっている傾向がでています。このようなことが続くと、どうなってしまうのでしょうか。本当に心配ですね。
さて、前置きが長くなりましたが、「大谷研究室卒業生の集い」が本年も2024年 10月12日(土)16時より開催することが決まりましたので、お知らせいたします。毎年毎年、後藤会長、田邉幹事のご努力に心から感謝いたします。昨年は33名の参加があり、期を越えたグループがテーブルごとにでき、楽しい時がどんどんと流れていきました。さらに、大谷研究室卒業生でない方々もご自由に参加でき、実際に参加されておりますので、その輪は大きくなる一方です。本年もより賑わいのある会となるように、多くの友を誘い合わせて、参加されますように心からお勧めいたします。
どうか、この終わりなき気候変動を乗り越えて、くれぐれもご自愛の上お過ごしくださいますようにお祈りいたします。当日、お会いできることを楽しみにしております。
2024年7月26日 大谷 義彦
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