長いコロナ禍のなか、如何お過ごしですか:大谷義彦(2021.7.16)

大谷義彦名誉教授

 昨年「大谷研究室卒業生の会」ホームページ開設の際にご挨拶して以来、長い間ご無沙汰をしており申し訳ありませんでした。私自身は、このコロナ禍の中ですが、何とか掻い潜って今のところ無事に過ごさせていただいております。ワクチンは、6月4日と7月2日にファイザー社のものを接種しました。おかげさまで、大きな副反応もなく何となく安心しております。

 皆様方には、如何お過ごしですか。まだまだ働き盛りの方が多いと思いますので、コロナ禍を避けながらお仕事に精を出すのは、さぞかし大変なこととお察しいたします。兎に角コロナの傍には近づかないことが鉄則でしょうから、3密を避けること、マスクをすること、手指の消毒をすることの基本を忘れないようにすることが大切ですね。コロナもお利口ですから、本性を発揮せずにひっそりと潜んでいたり、型を変えてより強くなって現れたりと、必死に策を練っているようです。このようなコロナに負けてしまったらお仕舞いですから、何とか気合をいれて私達もお互いに頑張っていきましょう。

 さて、このような状態なので、「大谷研究室卒業生の会」も開催できずにおり、本当に寂しい限りです。たまたま学生時代に大谷研究室で過ごしたという共通項を持つ者の集まりですが、日常とは異なった雰囲気の中で、学生時代の思い出話にはじまり、仕事の話、家庭の話、上手くいった話、上手くいかなかった話、人には言えない話、大谷の悪口など、利害関係を感じることなくゆっくりと過ごせる貴重な場と時であるかと思います。これは、まことに人生における一服の清涼剤となり、長生きにつながり、また場合によっては仕事にもつながるものと思います。

 しかしながら、このような場が当分持てそうにありませんので、折角あるこの「大谷研究室卒業生の会」ホームページ(otkob.com)を利用して、気軽に近況報告、自己紹介、コメント、雑談などをお互いに情報交換して、一体感を持とうではありませんか。是非とも、多数の皆様方からのご投稿をいただき、「大谷研究室卒業生の会」ホームページに息を吹き込み、血を巡らせ、コロナを吹き飛ばして下さいますようにお願い致します。

 本日は、オリンピック開会式の一週間前という時ですが、コロナのせいでしょうか、世の中には何となく不思議な雰囲気がただよっている感じがしております。パラリンピックの閉会式が終わった時には、この同じ世の中がどのようになっているのかが心配ですね。 梅雨が明けますと、当然ながら暑い日が続きます。どうかくれぐれもご自愛の上、お仕事にまい進されますようにお祈りしております。なるべく早い機会に皆様方とお会いできるように願っております。

  令和3年7月16日  大谷 義彦    

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