年始のご挨拶:大谷義彦(2022.1.10)
コロナの先行き不安の中で新しい年を迎えましたが、皆様方にはお変わりなくお過ごしのことと思います。私は、年齢相応なかたちで一応元気そうにしております。しかしながら、病の中で臥せっておられる方がいらっしゃいましたら、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快癒をお祈り申し上げます。
さて、世界中をにぎわしているコロナですが、前にも書きましたように、コロナもお利口ですから、本性を発揮せずにひっそりと潜んでいたり、型を変えてより強くなって現れたりと、必死に策を練っているようです。どこかの国では、冬季オリンピックを前にして、「ゼロコロナ」を目指して頑張っているようですが、これはなかなか難しいのではないでしょうか。ワクチンや飲み薬の開発に負うところは大きいですが、「ウイズコロナ」で妥協点を見出し、インフルエンザ程度に抑え込めれば良いのではないかと思います。いずれにしましても、コロナに負けてしまったらお仕舞いですから、三密を避けること、マスクをすること、手指の消毒をすること、の基本を忘れないようにしましょう。
話は変わりますが、今年も年賀状を沢山いただきました。ありがとうございました。私の年ぐらいになりますと、正月の年賀状交換は当たり前に思っておりますが、若い人たちには無理強いしているのかもしれません。年賀はがきが今までで一番売れたのは、2003年で44.6億枚とのことですが、最近では2020年が19.4億枚、2021年が18.3億枚と、どんどん減少しています。単純に国民1人当たりの枚数で見ても、2003年が34.9枚、2020年が15.4枚、2021年が14.5枚となっています。
私自身の年賀状やり取りの相手を分けますと、親戚、小中高、三七会(大学同期)、中村仁研(卒研)、藤原研(助手時代)、大谷研、大学(元職場)、学会関係、その他となりますが、一番多いのが大谷研で64枚でした。大谷研は1期(1979卒)~32期(2010卒)で合計480名なので13%の方々ということになります。
年賀状の内容は、私のように黒文字だけというのは全然なくて、ほとんどが今年の干支である虎の絵ですが、そのほかにはご家族やお子様の写真、旅先での写真、近所の風景写真などがいずれも奇麗なカラーで印刷されております。そして、それぞれのお名前を確認したとたん、お若い時のお顔が目に浮かんでくると同時に、懐かしさとともに、その頃のことを思い出しております。それに卒業後、お会いしていない方もいらっしゃいますし、ここのところコロナのせいでOB会も開催されていませんので、2年以上もだれとも顔を合わせておりませんから、なおさらです。
そんなことで、このお正月を楽しんでおりました。これで「お年玉くじ」が当たれば、万々歳というところでしょうか。
まだまだ寒さとコロナが続きます。どうか自主管理を怠ることなく、それぞれの場でご活躍されますようにお祈りいたします。なるべく早い機会に皆様方とお会いできることを願っております。
令和4年1月10日 大谷 義彦