ようやく「大谷研究室卒業生の会」が開催されました!!:大谷義彦(2022.10.18)
暑かった夏の思い出がまだ残っている今日この頃ですが、何か急に寒さも感じるようになってきました。最近の気象現象では、寒暖が厳しく、台風、雨、雪、雹、風も厳しくなっており、やはり地球温暖化のせいなのかと考えさせられます。我々はもっと環境問題の知識を高め、SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の目標達成のために、大いなる努力をしなければならないと思っております。
さて、前置きが長くなりましたが、皆さま方お変わりなくお過ごしのことと存じます。このところ、コロナの勢いも低い水準に落ち着いているようなので、大変嬉しいところです。そこで、このチャンスを逃してなるものか、ということで10月15日(土)に待望の「大谷研究室卒業生の会」を開催しました。開催を決意してくれました後藤会長、田邉幹事に心から感謝いたします。参加者は25名でした。久々の再会を喜ぶ人たち、仕事の話、趣味の話、学生時代の研究室での話、定年になった話などで、期を越えたグループがテーブルごとにでき、楽しい時がどんどん流れていきました。それぞれの自己紹介の場もあり、大きな拍手に包まれていました。また、最近亡くなられた仲間の紹介もあり、皆で心からの黙祷を捧げました。最後に、全員での記念写真を撮り、またの会う日を楽しみにしつつ、目出度く終了となりました。しかしながら、当然のことですがこれで終わる訳はなく、近くの居酒屋での二次会につながりました。遠いところの人や、所用のある人を除いたほとんどの人が参加して、夜10時近くになるまで大いに盛り上がりました。そして、次回の再会を誓って、本当の解散となりました。今回欠席のご返事を下さった人の中には、都合が悪くて参加できずに残念、と言う人が多数おりましたので、次回はもっともっと賑わうのではないかと、期待しております。皆さま方、どうぞよろしくお願いいたします。
それから、「大谷研究室卒業生の会」のホームページですが、このご挨拶も載りますし、「近況報告」の場を設けておりますので、それぞれより折に触れて、ご投稿いただき、皆で共有し、理解し合い「大谷研究室卒業生の会」をより活気ある、楽しく、意義あるものに育てていくと共に、常に新しく、新鮮味のあるものにしたいと思っております。皆様方の絶大なるご協力をお願いいたします。
前回から、浮世絵のなかに描かれた「あかり」を紹介しておりますが、今回はスペースが少なくなったので、1枚だけ紹介させていただきます。「太陽」、「月」、「蛍」とありましたので、次は何かと考えまして、「蛍の光」と言えば「窓の雪」となりますので、「雪明かりで文を読む女」を取り上げました。これは鈴木春信が明和2年(1765年)に、孫康(ソンコウ)の故事である「蛍雪の功」を見立て絵(パロディ)として描いたものであります。中国の晋の時代に二人の青年がおり、その内の孫康は、雪明かりを映して本を読み、もう一人の車胤(シャイン)はあつめた蛍の光で本を読んだというのです。共に家が貧しく本を読むための灯油も買えなかったのです。しかし、この二人の努力は報われ、後には高級官吏に出世したという話なのです。(絵はクリックで拡大できます)
それでは、くれぐれもご自愛の上、次にお会いできる日を目指して、頑張ってください。今年は、コロナ単独でなく、インフルエンザも合わさって出てくるとのことですから、くれぐれも気を許さないようにしてください。
2022年10月18日 大谷 義彦
※写真は事務局にて挿入させていただきました。下のコメント欄より皆様のメッセージをお待ちしています。(事務局)